2014年12月06日
電動ガン流速チューン考察1
とある方の日記で『流速とは?』を拝見し、私が正しく認識しているかどうか疑問だったので、隊長と話しながらまとめて考察してみました。
電動ガンの流速とは…
強くHopをかけて重い弾を遠距離まで飛ばすシステムである。
遠距離でも一定の集弾性を得る為に、Hopはノーマルのように一点で引っ掛ける物ではなく、面で回転を与える物で安定した回転を掛ける事が主流となりつつある。この際、チャンバーパッキンの硬度が柔らかいと同じ位置で弾の保持が出来なかったり、弾が銃口から発射前にこぼれ落ちてしまう事がある。その為、硬めのチャンバーパッキンを選ぶ必要がある。
ところが、バネが弱ければ硬いパッキンでは発射が出来ない。硬いチャンバーパッキンで弾を飛ばすには、空気を強く圧縮する必要がある。強い空気で弾を発射する場合、銃身が長いと、不必要に初速が出過ぎてしまう。その為、銃身は短くしてやる必要がある。
これらの事を考慮して流速チューンを施すには…
・強いバネ
・硬くて段差のないチャン バーパッキン
・長い面でHopを掛ける事 が出来るクッションラバ ー
・短い銃身
…上記のパーツをバランスよく組み合わせる必要がある。又、十分な空気の量を圧縮する為に、フルストローク用のシリンダーと、チャンバーパッキンの位置を考慮したノズル等も使用を考えた方が良い場合が多い。又、ノズルは高い圧縮比を得る為に、内径を絞った物を使った方が良い場合もある。
これらの部品を組み合わせて、強く安定したHopを掛けるシステムを流速チューンという。
【上=メカボックス内部】強いバネにし、フルストロークシリンダーを使いノズルを絞り空気の圧縮を行う。
弾が出た後でバレルから出ていく空気の空気圧と大気圧の差が大きいので爆音となる。
【下=ノーマルとノンスリットチャンバーパッキンの比較】点で受ける凸があるノーマルパッキンとクッションラバーに対し、凸がない硬いチャンバーパッキンと面のクッションラバー。
【Normal チャンバーパッキン】
ノズルの長さも考慮しなければならない。適正な長さは、ノズルが前進しきった時に、弾がHopの突起に当たる場所に送り出せている状態。(図A)
長すぎるとHopの突起より弾が前に行ってしまい、発射しても十分なHopが掛からない。(図C)
短過ぎると弾を発射しても一旦加速してからHopの突起に当たり弾が減速してしまう。大きなエネルギーロスになるだけでなく、Hopも安定しなくなる原因になる事がある。(図B)
その他、ノズルの調整は長さだけでなく、シリンダーヘッド側のノズルの内径を絞ったりする事で圧縮比を高める等も必要な場合がある。
【面チャンバーパッキン】仕組みはNormalと同じですが、面で弾を保持するパッキンは弾の回転を一定に保ち、Hopの掛かり具合を安定させる働きがある。
…ただ、私の個人的な考察なのですが、あまり流速にメリットを感じていません。何故ならば…
流速のメリット
・飛距離Up。
流速のデメリット
・爆音。
・0.98Jで重量弾を使う為 初速が遅く、風に流され やすい。
・強くHopを掛けている為 に弾がブッシュに弾かれ てしまう。(貫通力が落 ちる)
・遠い距離のヒットは当た った人が判定がわかりに くい。
・流速禁止、重量弾禁止の ゲームには行けない。
・Hopをかけている時とHo pを切った時のパワーの 差が大きい。
・Hop調整が難しい。
これを考えた時に長掛けの方が使い勝手はいいのかもと考えます。
【2に続く】
電動ガンの流速とは…
強くHopをかけて重い弾を遠距離まで飛ばすシステムである。
遠距離でも一定の集弾性を得る為に、Hopはノーマルのように一点で引っ掛ける物ではなく、面で回転を与える物で安定した回転を掛ける事が主流となりつつある。この際、チャンバーパッキンの硬度が柔らかいと同じ位置で弾の保持が出来なかったり、弾が銃口から発射前にこぼれ落ちてしまう事がある。その為、硬めのチャンバーパッキンを選ぶ必要がある。
ところが、バネが弱ければ硬いパッキンでは発射が出来ない。硬いチャンバーパッキンで弾を飛ばすには、空気を強く圧縮する必要がある。強い空気で弾を発射する場合、銃身が長いと、不必要に初速が出過ぎてしまう。その為、銃身は短くしてやる必要がある。
これらの事を考慮して流速チューンを施すには…
・強いバネ
・硬くて段差のないチャン バーパッキン
・長い面でHopを掛ける事 が出来るクッションラバ ー
・短い銃身
…上記のパーツをバランスよく組み合わせる必要がある。又、十分な空気の量を圧縮する為に、フルストローク用のシリンダーと、チャンバーパッキンの位置を考慮したノズル等も使用を考えた方が良い場合が多い。又、ノズルは高い圧縮比を得る為に、内径を絞った物を使った方が良い場合もある。
これらの部品を組み合わせて、強く安定したHopを掛けるシステムを流速チューンという。
【上=メカボックス内部】強いバネにし、フルストロークシリンダーを使いノズルを絞り空気の圧縮を行う。
弾が出た後でバレルから出ていく空気の空気圧と大気圧の差が大きいので爆音となる。
【下=ノーマルとノンスリットチャンバーパッキンの比較】点で受ける凸があるノーマルパッキンとクッションラバーに対し、凸がない硬いチャンバーパッキンと面のクッションラバー。
【Normal チャンバーパッキン】
ノズルの長さも考慮しなければならない。適正な長さは、ノズルが前進しきった時に、弾がHopの突起に当たる場所に送り出せている状態。(図A)
長すぎるとHopの突起より弾が前に行ってしまい、発射しても十分なHopが掛からない。(図C)
短過ぎると弾を発射しても一旦加速してからHopの突起に当たり弾が減速してしまう。大きなエネルギーロスになるだけでなく、Hopも安定しなくなる原因になる事がある。(図B)
その他、ノズルの調整は長さだけでなく、シリンダーヘッド側のノズルの内径を絞ったりする事で圧縮比を高める等も必要な場合がある。
【面チャンバーパッキン】仕組みはNormalと同じですが、面で弾を保持するパッキンは弾の回転を一定に保ち、Hopの掛かり具合を安定させる働きがある。
…ただ、私の個人的な考察なのですが、あまり流速にメリットを感じていません。何故ならば…
流速のメリット
・飛距離Up。
流速のデメリット
・爆音。
・0.98Jで重量弾を使う為 初速が遅く、風に流され やすい。
・強くHopを掛けている為 に弾がブッシュに弾かれ てしまう。(貫通力が落 ちる)
・遠い距離のヒットは当た った人が判定がわかりに くい。
・流速禁止、重量弾禁止の ゲームには行けない。
・Hopをかけている時とHo pを切った時のパワーの 差が大きい。
・Hop調整が難しい。
これを考えた時に長掛けの方が使い勝手はいいのかもと考えます。
【2に続く】